腎臓病食の宅配業者ガイド

宅配サービスで腎臓病食づくりの負担を軽減

腎臓病の食事づくり、負担になっていませんか?

腎臓病の食事療法健康診断で主人が慢性腎炎と分かったのは、5年ほど前のこと。主人の病気のシ ョックだけでも大きかったのに、それとあわせて私に押し寄せてきたのが、日々の献立の制限でした。治療のために食塩やタンパク質が制限され、いままで気 楽に作っていた3食の料理は、たちまち重い負担へ…。

いまこちらを読んでいただいているあなたも、同じような負担を抱えているのではないでしょうか?

腎臓病の食事療法しかし、そんな負担を軽くする方法があります。それが、腎臓病食の宅配サービスです。

「宅配業者って?」「味はいいの?」「衛生的?」という疑問がちらつくことと思いますが、そんな不安や心配を解決するのが、こちらのサイトです。ここでは、食事の美味しさや安全性、実際の評価などを照らし合わせて、いくつかの宅配サービスの業者さんを比較しています。

そして、腎臓病の症状別に、私なりに調べた食事づくりのポイントや、私が出会った素晴らしい宅配業者さんについてもご紹介します。

かつての私のように悩みを抱える皆さんが、少しでも負担を軽くできることを祈って立ち上げたサイトです。少しでも力になれば、嬉しく思います。

あなたも、素晴らしい宅配業者さんの力を借りて、その肩の力をふっと抜きましょう。

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「私の料理が悪化させている」という罪悪感に苛まれ…

腎臓病食
品交換表や献立腎臓病食の宅配業者さんの存在を知る以前の私は、なんとか自力で主人の食事をつくろうと躍起でした。

しかし、私は栄養士ではありませんし、野菜と肉類・魚介のバランスをとるくらいのことしか心がけていなかったので、唐突に「タンパク質を○グラム以下に」と言われても戸惑うばかりでした。病院で頂いた資料や、献立本を参考にしつつ、お医者様や栄養士さんの指示を仰ぎながら、精一杯努力しました。

塩分も減らしたつもりですが、「あまり薄味だと、満足感が得られないのではないかしら…」という気持ちが、ついどこかで出てしまい、献立よりも多めに使ってしまうことも。

当の主人は、好きなものが食べられないことに不満顔。私が作った料理を仕方なしに口にしている。こんなに苦労して作った料理に対して美味しいとも言ってくれない。そんな状況が苦しくて苦しくて仕方ありませんでした。

元気の無い主人を見るたびに、「もしかして…私の料理が夫の身体を悪化させている」とさえ思うようになってしまったのです。もうどんな食事を作ればいいのかわからなくなり、とても孤独な八方ふさがりな日々でした。

そんなとき、病院の待合室で教えていただいたのが、腎臓病食の宅配サービスだったのです。

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宅配の腎臓病食で主人の笑顔が食卓に戻ってきた

腎臓病食の宅配サービスとは、カロリーや塩分、タンパク質の量などを制限した食事を、自宅まで届けてくださるものです。はじめは「美味しいのかしら?」という疑問がありましたが、届いた料理をみて驚きました。

これが制限されているとは思えない内容で 、味もとてもいい。いろどりもキレイで、食欲をそそります。腎臓病食を食べるようになって落ち込んでいた主人も 、いまや食事の時間を心待ちにしているようです。

私にのしかかる調理の負担はもちろん、主人が明るさを取り戻してくれたことも大変ありがたく思っている次第です。食卓での気まずい空気が無くなり、今では食事中に、「これ美味しそうだろ」って私に自慢してくることもあるくらいです。

かつての私がそうだったように、腎臓病の食事で悩んでいる方は大勢いらっしゃることと思います。どうぞご活用していただいて、病気の負担、調理の負担を少しで も軽減する糸口にしていただければと思います。

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食事療法のポイント

そもそも、なぜ腎臓病の代表的治療に食事療法が上がるのでしょうか?

腎臓は、血液から老廃物や毒素などを漉し取り、それを尿として体外に排出する働きをしています。不要な塩分などもそうして排出し、体の塩分と水分の量をコントロールしてくれているのです。腎臓の機能が低下すると、余分な塩分や毒素を体外に排出することができなくなってしまうのです。

腎臓は再生しない臓器のため、一度低下した機能は元には戻りません。そのため、食事の内容を腎臓に負担の少ないものにし、今働いている機能をこれ以上低下させないようにする必要があります。これが食事療法です。

腎臓病の食事療法は、主に以下の項目で行われます。

  • 塩分制限

本来であれば不要な塩分は尿として排出されますが、腎機能が低下すると排出がうまくいかなくなり、腎臓病の主な症状である高血圧とむくみを引き起こします。

  • たんぱく質制限

たんぱく質は体を作るエネルギーとして分解された後、老廃物が発生します。その老廃物は腎臓から尿として排泄されるため、多量になると腎臓の負担が増してしまいます。

  • カロリー摂取

エネルギーが不足すると、体は体内にある筋肉などのたんぱく質を分解してエネルギーを作り出そうとします。これを防ぐため、エネルギーを不足させないようカロリーを積極的に摂取する必要があります。

  • カリウム・リンの制限(摂取)

カリウムとリンが腎機能低下で排出されなくなると、不整脈や骨粗鬆症の原因となる高カリウム症・高リン症を発症する可能性があります。

※ただし、病状によっては積極的に摂取しなければいけない場合もあります

まずはお医者さんに相談

健康診断の結果を見たら、腎臓がちょっと心配…。だからと言って、予防のつもりで自分の判断で食事療法を始めてはいけません。食事療法は医師と栄養士と相談し、体に合った各成分の摂取量を知ったうえで行うものです。

腎臓病には様々な種類があり、病状によって制限するものや摂取しなければいけないものが大きく違います。腎臓病と言えば塩分制限、と思われがちですが、塩分喪失性腎炎など塩分をたくさん取らなければいけない病状もあるのです。また、腎不全は骨がもろくなるからと牛乳や小魚をたくさん摂り、高リン症になって骨粗鬆症になってしまうなどの逆効果になることも。

心配になったらかかりつけのお医者さんに相談し、決して自分の判断で食事療法を始めることのないようにしてください。

宅配食のメリット

でき上がっている腎臓病食を家まで届けてくれる宅配サービスには、以下のようなメリットがあります。

  • 栄養がとれる

自分で作ろうと頑張っても、最初は分量もよくわからずうまくいかないものです。制限するものに気を付けるあまりに栄養バランスが偏ってしまったりすると、治療の効果が上がらなくなってしまうことも。

  • 基準値以内に作られているので、安心して食べられる

普通のお弁当を食べるのとは違い、腎臓病食は決められた栄養分の摂取量の中で作られています。そのため、おかずひとつひとつの塩分量などを気にすることなく食べることができます。

  • 患者の心理負担の軽減

家で作った腎臓病食の慣れない薄味を嫌がって食事を摂らなくなってしまい、栄養不足になり治療への意欲も低下…そんな患者さんもいるそうです。宅配食は味もしっかりしており、食事療法を始める以前のように食事を楽しめます。

  • 1人分の食事を別に用意しなくていい

他にも家族がいる場合、1人分だけまったく別のメニューを用意するのは大変です。それが毎日毎食続くのは、愛する家族の体のためとはいえかなりの重労働です。上手に利用することで、作ってもらう苦労も作る苦労も軽減されます。

1日のうち何食を宅配食にするもの?

では宅配を利用するなら、どのくらい利用するものなの? 3食全部食べるべき? そんな疑問があると思います。

1人暮らしの高齢者の方などは、男性の場合は料理が得意でないといった事情もあり、3食全てを宅配食にされる方も多いようです。また、自分である程度作れる・作ってくれる人がいる場合には、1~2食の利用をされるのが一般的。利用の仕方は状況と予算に応じてそれぞれです。必ず毎食を宅配食にしなければいけない、ということもありません。

腎臓病食の治療は食事が基本です。しかし、腎臓病食は薬のように食べるものではないのです。あくまでも食事ですから、おいしくないものを無理して食べるのではなく、おいしいものを楽しく食べられるといいですよね。

外食で気を付けること・うちごはんの工夫のアイディア

【外食】

外食は塩分量が多かったりするため、腎臓病の人はなるべく避けるほうが好ましいとされています。しかし、仕事上のお付き合いからやむを得ず外食になってしまう場合もあるでしょう。病状の程度にもよりますが、自分で気を付けることで、腎臓病の人でもたまの外食は可能です。

  • お店に言って塩分調節してもらう

お店の厨房で1から料理を作っているようなお店なら、塩分控えめにとオーダーの際にお願いしてみましょう。ソースなどをかけてくれる料理ならば別にもらえないか聞き、ラーメンなどの付け汁は少しお湯で薄めてもらうなどして、塩分を控えます。

  • カリウム・リンは表を持ち歩いて自分でチェック

ファミリーレストランなどのメニューには、食塩相当量の記載はあってもカリウム量などの記載はありません。そのため、目安表を持っていき食材のカリウム量の目安を知ることが大事です。食品に含まれるカリウム量などがすぐにわかる、タブレット用の腎臓病の管理アプリなどもあります。

  • お酒は負担の少ないものを適量楽しむ

ビールや日本酒はたんぱく質が多く、カリウムやリンも含みます。焼酎、ウィスキー、ウォッカなどの蒸留酒はそれらを含まず、積極的に摂取したいカロリーが高いので、腎臓病の人に向いているお酒です。ただし、割材の果汁などは種類によってはカリウムを多めに含むため、ソーダやお茶などで割るのをオススメします。

【うちごはん】

塩分控えめ、低たんぱく高カロリー、カリウムを減らして…と、家で作る腎臓病食は慣れないうちはとても大変です。減塩にとらわれるあまり何を食べても味がない、物足りない、なんてことにも。そこで、ちょっとの工夫でおいしさをアップして満足できる腎臓病食づくりのコツをお教えします。

  • 見た目をボリュームアップ

少なめのお肉をそのまま出してしまうと、ボリューム不足。そこで、薄切り肉は野菜に巻き付けたりして大きく見せることができます。野菜にお肉のうまみが染みることでおいしさもアップ。ひき肉にたっぷりの刻み野菜を混ぜて肉詰めにしたりすると、おいしさとボリュームを両立できますよ。

  • 減塩するものを絞る

料理全体を減塩してしまうのではなく、全体のうち何品かに絞って塩分を控えます。メインディッシュになる料理は他よりも濃い目に、サラダのドレッシングを手作りの無塩ドレッシングにするなど、料理の味にメリハリをつけます。

  • 塩味を補う風味をプラス

減塩の物足りなさは、だしやスパイスで補えます。だしの素などの顆粒だしには塩分が含まれているので、天然だしを自分で取ってみましょう。また、柑橘果汁や酢などの酸味は塩味を引き立てるので、酸味を生かすと塩分を控えてもおいしさを損ないません。

焼き目や焦げ目の香ばしさも味付けの一つ。魚やキノコなど、香ばしさで素材の味が引き立つ材料もたくさんあります。

食事療法は困難な治療ではない

食事療法の難しい所は、制限される内容ではなく、それを続けていく意志です。それさえあれば、制限の中であれば何でも食べられますし、うまくいけば病気の進行が止まっているかのように抑えることだってできます。

食事療法は、何もかも制限されて食事を苦痛にするものではありません。おいしい食事を負担なく続けて、上手に治療を続けていきましょう。

 
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