宅配サービスで腎臓病食づくりの負担を軽減

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糖尿病性腎症、腎硬化症

糖尿病性腎症や腎硬化症は、それぞれ糖尿病と高血圧症が原因となって発症した腎臓の病気。要因が複雑に絡み合うため、食事療法も難し く、責任も重くのしかかります。

症状が重めになった段階では、食事の管理=命の管理といっても過言ではありません。それぞれの食事療法について、どんな特徴があるのかここで紹介していきたいと思います。

糖尿病性腎症の食事療法

糖尿病の血糖コントロールがうまく出来ていない場合、腎臓にも大きく負担がかかります。その結果、高血圧やむくみなど、腎臓病と同じような症状が現れ、進行すると透析が必要になってしまいます。

糖尿病性腎症は、病状によって第1期~第5期に分けられ、段階によって食事療法も異なります。第1期や第2期といった早い段階にきちんとした食事療法を続ければ症状が改善する場合もありますので、しっかりとした管理のもとで取り組みましょう。

第1期や第2期は、糖尿病の食事療法で血糖値をコントロールしながら、塩分を制限して高血圧やむくみを抑えます。第3期になると1日7グラム以下の減塩食に制限され、さらに第4期になると、タンパク質の制限も加わった厳密な食事療法が必要になってきます。

これらを徹底することで、腎機能の低下を抑えることは期待できます。しかしながら、透析療法を避けることは難しいようです。

腎硬化症の食事療法

腎硬化症には、比較的症状が軽めの「良性腎硬化症」と、「悪性腎硬化症」があります。食事療法も病状により様々ですが、減塩+低タンパク質+高エネルギーが基本。動脈硬化を避けるために動物性脂肪を制限したり、食事療法に降圧剤など薬物療法を加えたりすることもあります。

細かい数値は個人の腎臓の状態によって異なりますが、減塩などの制限がかかってきます。食塩の摂取量は、1日6~8グラム、コレステロールは1日300ミリグラム以下とされています。タンパク質は、腎機能が低下している場合は体重1キロあたり1日0.6~0.8グラム、エネルギーも体重1キロあたり1日30~35キロカロリーが妥当とされています。

合併症の場合には、より食事療法も厳しくなります。個人で食事療法にチャレンジするのもいいのですが、思い切ってプロが管理する宅配サービスを利用するのも立派な選択だと思います。

 
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