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腎臓病が進行すると行う人工透析とは?

腎臓病が発症して、腎臓の機能が著しく低下してしまうと、体内に不要な水分や老廃物などを体の外に排出することができなくなってしまいます。そこで、人工腎臓が代わりに不要なものを体外に出すためにおこなうのが人工透析とよばれる治療法です。

実は日本は世界中でもっとも透析を行っている国といわれています。患者さんの数はおよそ30万人を超えるとされており、その年齢層は着実に高齢化が進行しています。最大の理由は高齢化ですが、糖尿病などで併発する腎不全も増加傾向にあるようです。

人工透析の流れ

その仕組みについて簡単に説明していきましょう。まず「血液ポンプ」を使って、老廃物などが含まれている血液を取り出して「ダイアライザー」とよばれる透析器にかけて、血液を浄化させます。

きれいになった血液は監視装置などでチェックされた後、再び体の中に戻っていくのです。通常、この治療は4時間で終わり、1週間に2~3回行われます。

それでは、この一連の治療の流れを順を追って解説していきましょう。

行程1:準備

まず看護師や臨床工学技師といった病院のスタッフが患者さん一人一人の透析条件を確認。使用する装置や薬液などの準備を整えます。

行程2:前回までの体重を測定

体重測定ユニットとよばれる機材を使用して、現在の体重を測定します。これにより、前回の透析が終了した時点からの体重の増減を計算して、今回の透析の除水量を決めていくのです。

行程3:人工透析開始

穿刺(針を刺すこと)をして、透析が開始されます。看護師や臨床工学技師などの医療スタッフは、患者さんの状態などを常に監視しているので、異常などがあった場合にはすぐに対応してもらえます。4時間ほどかかりますが、慣れてくると読書やTVを観たりすることもできるようです。

行程4:終了後の体重を測定

最後に体重を測定します。これは次回の透析時に再び行う体重測定のデータとなっていきます。

透析が終了すると、若干の疲労感があります。激しい運動などをしない限り仕事に臨むことはできますが、体調管理には十分に注意しておきましょう。さらに透析当日の入浴は針穴から炎症を引き起こす可能性があるので、避けておくのが賢明です。

腎臓というのは基本的に自然に回復を期待することができないため、移植治療を行わない限り、生涯実施しなければなりません。そうならないためにも、常日頃の食事などに十分に注意を払うことが必要になってきます。

 
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