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カリウムやリンにも気をつける

腎臓病の食事を考えるようになるまで、「カリウム」や「リン」について考えたことはありませんでした。しかし、調べてみると、知らず知らずのうちに食べていたことに気づかされました。

これらの成分は、摂らないように心がけたり、ひと手間かけるだけで口に入る量を減らすことができます。ぜひこちらを参考にして、日々の食事を気をつけていただければと思います。

腎臓病食ではカリウム・リンに要注意

慢性腎不全にかかっている時は、腎臓の機能が低下してリンやカリウムが尿に排出されにくくなります。そのまま放っておくと、血液中のリンやカリウムが増加し、高リン血症、高カリウム血症を引き起こします。

高リン血症になると、骨からカルシウムが溶け出して身体中が痛むようになったり、骨がもろくなって骨粗しょう症の危険にさらされたりします。また、高カリウム血症の場合は、不整脈を起こす可能性が高くなるといいますから、これらを制限した食事療法は非常に重要なことなのです。

リンを含む食材と気をつけること

リンを多く含む練り製品や小魚リンと言われても、ピンと来ない方が多いと思います。リンは、タンパク質を多く含む食品に入っていることがほとんどなので、タンパク質を減らせば同時に減らすことできます。

ただし、加工食品の保存料として使われていたり、ハム・ソーセージといった練り製品、丸ごと食べられる魚などにも多く含まれます。これらを多く食べている人は、食べすぎに注意しましょう。

カリウム減らす為の一工夫

野菜や果物、イモ類に多く含まれるカリウム怖いのはカリウムで、ほとんど全ての食品に含まれています。ただし、ひと手間くわえることで減らすことができます。面倒がらずに、調理の際に工夫して料理に組み込みましょう。

  • 茹でこぼす:カリウムは水に溶け出すので、茹でてから料理で使いましょう。茹で汁はカリウムが溶け出ていますので、利用しないようにしましょう。
  • 水にさらす:茹でることができないものは、小さく切って食べる前に水にさらすことでカリウムの量を減らすことができます。
  • 果物は缶詰で:生の果物に多く含まれているカリウムは、缶詰であれば少なくなっています。ただし、シロップにカリウムが溶け出しているので飲まないように。

問題は水にさらせない食材です。カリウムを多く含むアボカドや納豆、海草などは、献立に組み込むことは避けるようにしてください。

ネフローゼ症候群の人はカリウムの補充を

同じ腎臓病でも、ネフローゼ症候群にかかった方は、むしろカリウムの摂取が必要になってきます。ネフローゼ症候群の方は、カリウムを代謝するときに使われるホルモンが過剰に分泌される他に、使用する薬の兼ね合いもあって、体内のカリウムが失われやすいからです。

カリウムが不足すると、食欲が低下したり筋力が落ちたり、ひどいときには呼吸不全に陥ることもありますから、お医者様と相談のうえ、上手にカリウムを摂取してください。

 
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