宅配サービスで腎臓病食づくりの負担を軽減

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塩分量を厳守する

腎臓病食の基本中の基本ともいえるのが減塩食です。お医者様から「塩分の取りすぎはダメ」と口をすっぱくしていわれている、でも物足りなくてついつい・・・なんて方もいるのではないでしょう。

我が家でも、単に味付けを薄くしただけでは食べてもらえなかったり、薄いからと勝手に醤油を持ち出そうとされたり・・・。塩分を控えるのって本当に難しいものです。

塩分を摂りすぎると腎臓はどうなる?

腎臓病の食事療法では、塩分を制限することは基本中の基本と言われています。というのも、塩分を摂取しすぎると、腎臓病の主な症状である高血圧とむくみを助長します。腎臓が悪くなると高血圧になり、その高血圧がさらに腎臓を傷めるーーそのような悪循環に陥らないために、塩分量を調整することが非常に大切なのです。

腎臓の疾患を抱えている多く方が、濃い味付けを好む傾向があるそうです。そのため、食事療法を始めた頃は、物足りなさを感じるかもしれません。ですが、ちょっとした工夫で減塩食に慣れることはできますし、むしろ薄い味付けが好みになる可能性もあります。その秘訣を探ってみましょう。

塩分を控えて、素材を生かす!

塩分を少なくすると味が薄くなりますが、その分、素材の味が生きてきます。肉じゃがでも筑前煮でも、味を薄めにしたものを意識して食べてみると、野菜や肉そのものの味を感じることができるはずです。物足りない人は、鰹節や昆布などの天然ダシを上手に使うのがいいでしょう。

お味噌汁はダシをしっかりとると、ほんの少しのお味噌だけでも充分美味しくいただけます。具を多めに、汁を少なめにすることで、薄めな味付けても気づかれにくくなります。また、意外な組み合わせですが、お味噌汁に牛乳を少し加えるとコクが出て満足度が増します。

飽きない減塩食クッキングのコツ

スパイスやハーブを使って減塩その他にも、塩分の少なさをカバーする工夫はあります。

例えば、柚子などの柑橘類で酸味を足すと、香り高くなって風味が増します。また、素材にほんのり焦げ目をつけるのもテクニックのひとつ。焼きおにぎりや焼き魚からたつ匂いは、日本人の郷愁をそそるものです。芋類やきのこなどは焦がすことで風味が増し、塩がなくても美味しくいただけます。

肉料理にコクが欲しいときは、スパイスやハーブを利用しましょう。ハーブならセイジ、パセリ、タイム、オレガノなどが挙げられますし、スパイスならナツメグ、シナモン、しょうが、マスタード、こしょうなどがおすすめ。塩分では出せない風味が加わり、うんと美味しい一品に仕上がります。

我が家の減塩食レシピ

  • こんにゃくのピリ辛炒め:茹でたこんにゃくを炒め、だし・砂糖・醤油で味付け、ごま油で風味をつけます。お皿にもってから七味をふりかけます。七味が加わることで、味にアクセントが付くので、薄めの味付けでも問題ありません。
  • 白菜とにんじんの酢の物:白菜とにんじんを切り、茹でて冷まします。酢と醤油を混ぜ、茹で野菜とあえます。酸っぱい味付けになるので、醤油が少量でも物足りなくありません。
  • 鶏肉と野菜のカレー炒め:適当な大きさに切った鶏肉と野菜をいため、味付けにオイスターソースとカレー粉を加えます。香ばしい香りと、ピリッとした辛さで自然に塩分を抑えられます。

このように、味にアクセントをつけることで、薄味でも十分おいしくなります。また、思い切って洋風なメニューを増やすのも一つの手です。醤油や味噌など塩分の多い和食に比べると、低く抑えることができます。

 
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